SLを愛する全ての旅人に捧ぐ
SL日和
大井川鐵道物語/山口線物語
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この映画の主人公は蒸気機関車(蒸気機関車ルビ:SL)である。 かつて時代の波にのまれ、一度は姿を消したSL。だが、今また全国各地で復活を遂げ、 旅人の熱き支持を得ている。
SLは生きている、心があると人は言う。 すべての旅人が彼に想いを馳せる。 彼はそれに応えて、懐かしさとあたたかさ、喜びと悲しみ、すべての旅情を優しく包み込んでくれる。 携帯電話一つあれば一瞬にして世界中とつながるこの時代に、彼は不器用に、無骨に、山や川や野をただ黙々と、煙を吐きながらひたむきに走り続ける。 その人間味あふれる姿に人は胸うたれるのである。 或る人は我が身と重ね、或る人は我が親を想い、或る人は我が子を想い、忘れかけていた優しい心根を取り戻してゆく。 遠く汽笛が鳴り響く時、誰もが日本のふるさとを思い、静謐なるひとときを味わう。 このような心安らぐ空間が今、SLをおいて他にあるだろうか。
映画『SL日和〜大井川鐵道物語/山口線物語』はSLを愛する様々な人たちの眼を通して、旅情と詩情の狭間をゆったりと行き交う贅沢なひととき《SLに乗り、車窓から眺め、音を聞く》を映像化している。 この映画は観客の心が臨場感たっぷりにSL体験できる映画詩なのである。
(2010年/日本/DV/103分/アネック配給)
(C)マルティ・アンド・カンパニー
岩男浩司
販売なし
一般1,500円
専門・大学生1,300円
中・高・シニア1,000円
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