『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』


舞台はすべてある学校の「女子トイレ」。
このフレーズだけでも誰かにとっては
十分ファンタジーだなと思う。

未知のシチュエーションが
夢となり希望となって
人々は集まり、熱が上がり
この作品になり得たのではないだろうか。
それぞれの夢の世界と、女子にとっての現実が
奇妙な相乗効果となって重なり、幾層にのもなって
このメルヘンを生んだのだ。

でも、自分があの女子トイレを
使用していたときから
時代はこんなに流れているのに
今も昔も女子トイレは
大袈裟ではなくてだいたいこんな感じで
間違いではないと思う元女子でした。

人間関係も生きていくための
基本的な知恵も究極の状況での
あきらめやひらめきなどなど
いろんな事を教えてくれる場所。
それがトイレなのね。

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
白石和彌
みさこ(神聖かまってちゃん/バンドじゃないもん!)、蒼波純、久間田琳加 ほか
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『木屋町DARUMA』


舎弟の落とし前で
両手足を失った元ヤクザ。
それでも彼はその姿さえ利用して
借金の取り立ての仕事を見事にこなす。
彼がなくした手足、
その事件には実は裏があって・・・。

死んで落とし前制度とか
裏社会って、ほんと理解できないですが、
たまに人間として大事ないいこと言うんだよね。
映画なんだけど。

しかしどぎつい。
かっこいいやらわるいやら
おそろしいやらおかしいやら
どぎつすぎて楽しかったな。
マンガでもアニメでもなく
実写なところがまたすごい。
非現実的すぎるのと、
生き様の壮絶さと、ストーリーの展開も
多分そうだろうな〜と思いつつ、
予想しつつ、俳優の熱演に圧倒され
瞬く間に過ぎた2時間あまり。

本当にヤクザさんに初めて会ったのは高校生の頃。
喫茶店でバイトしていたときに
よく事務所に出前に行ってた。
とにかく不思議な人たちだった。
近くにピンサロとかキャバレーとか
ソープランドなんかもあって
お姉さんたちの控え室や店の前で
客引きしてるおじさんに出前に行ったり
あのバイトで普段全然会えない
いろいろな職業の人たちと出会ったなと
ちょっと思い出しちゃった。
自分がいつも日常で見ている世界が
全てだと思ったら大きな間違いだなと
あのとき目の当たりにした。

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
榊英雄
遠藤憲一、三浦誠己、武田梨奈、木下ほうか ほか
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『ギターマダガスカル』


インド洋にあるマダガスカル島は
生体も自然も文化もここにしかないものがたくさんある。
映画冒頭からいきなり雄大な気持ちにさせてくれる
大自然と流れてくる耳障りのいい音色とリズム、
そして見たことないギター!
完全手作りの見たことないギターの形状に釘付けです。
かわいい。。。かわいすぎる。
ほしい・・・弾けないけど・・・・
そしてやさしい音。素直すぎる歌詞!魂のリズム。

そんなマダガスカルの音楽のルーツを
世界的に活躍する現地のミュージシャン4人がたどります。

からだが自然に動き出しますが
そこは自分をおさえることなく
踊ればいいのさ!

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
亀井岳
トミノ、ババ、テタ、デ・ガリ、ミカ ほか
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『ローリング』


10年前、学校内で
盗撮問題を起こした教師が巻き起こす
ローリングストーンムービー。

現実に実際どこかでありそうで
やっぱり現実ではないので
ちょっとした悪夢を
現実に体験しているような感じ。
見入るほどに
登場人物それぞれの自分勝手さが
おかしくて、でも、人間くさくて
めちゃくちゃだけど
奇妙な安心感を持たせてくれる
すごく不思議な映画。

ちなみに、三浦貴大くんが好きです。

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
冨永昌敬
三浦貴大、柳英里紗、川瀬陽太 ほか
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『愛の小さな歴史』


同じ空の下。
夏希と夏生は生きていた。

この映画の中のどこかに
あなたを見つけられるかもしれない。
あなたが忘れていたり、
形にならない思いが
探していた言葉が
見つかるかもしれない。
何かに気がついて
走り出したくなるかもしれない。

この短い時間の中に
こんなに誠実に丁寧に
わかりやすく。

あなたにとって憎い人も
誰かにとってはかけがえのない人
あなたの見ているあの人は
あの人のすべてではない

今しか表現できない若々しさ
整理の仕方が好きだし、
音楽もすごくお話しを盛り上げていたなと思う。

(まつおかたかこ)

上映終了いたしました
中川龍太郎
中村映里子、池松壮亮、光石 研、沖渡崇史、高橋愛実 ほか
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『選挙フェス!』


タイトルを見て選挙祭り?
なんじゃらほい?
どの選挙にもたまにいる
わけのわからないひとが
選挙で大騒ぎしている映画?
と思ったら

とんでもない。

わたしが今まで見た選挙演説の中で
「これ実現したら最高!」
と思ったのは初めてでしたよ。
この精神が、世界中の人に芽生えたら
ぜったい何か変わるのに。
と、希望も芽生えた。
彼の放つ言葉のどれかに
きっと共感すること間違いなし。

2013年の参議院選挙で
緑の党の推薦を受け立候補した
若きミュージシャンのお話し。
日本では絶対的に必要な
地盤もお金も何もない。
それでも訴えずにはいられなかった
日本の現状。

音楽家である彼らしく、
音楽と演説を融合させた街頭演説を
「選挙フェス」と名付け全国ツアーを敢行、
この選挙運動は、この時代らしく一般の人がマスメディアとなり
インターネットなどを通じて瞬く間に若者を中心に広がり
選挙に全く興味のなかった人を巻き込み、
さらに路上にではあまり触れることのなかった音楽やアートを目の当たりにし
多くの観衆を魅了し、いつもの違う脳の部分で
政治や選挙のことを考えたに違いない。

そしてなんと、結果に落選したんだけど
その中で最多の17万6970票を集めることになる。

(まつおかたかこ)

上映終了いたしました
杉岡太樹
三宅洋平
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『お盆の弟』


次回作がなかなか決まらない
売れない映画監督は
嫁とのすれ違い生活のさなか
兄の看病を口実に実家に転がり込んもう長い。
もうすぐ40歳。地元の群馬にいる
売れないシナリオライターの幼なじみは
婚活に命がけ、また兄も結婚しておらず
自分のことだけでなくいろいろと悩みはつきない。
そんな中幼なじみのお願いで
ある飲み会に独身で参加することになって・・・

全面モノクロでお送りする
大好きな昔懐かしの日本映画を思い出し、
わくわくするなと言う方が無理なストーリー展開
それをもりもり上げる音楽がすばらしくて、
始まりから映像と俳優さんとストーリーと
すべてまあるく一体化してて
なんだかテンション上がります。

キャラクターもみんな魅力的で
コミカルだけど、内容は十分まじめで
見る人を選ばず、身につまされるのではないかしら。

それから、どんなところか
想像もつかない群馬に行きたくなって
焼きまんじゅうが食べたくなります。


(まつおかたかこ)

上映終了いたしました
大崎章(『キャッチボール屋』)
足立紳(『百円の恋』)
渋川清彦、光石研、岡田浩暉 ほか
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『ダライ・ラマ14世』


もちろん、ダライ・ラマ14世のとこは知っている。
でも、わたしが勝手に思っていた彼は
この映画のような人ではまったくなかった。
誰かにとっては雲の上の人のような存在かもしれないけれど
わたしにとっては、こんなに素敵で
人間くさいお茶目なおじさんだったことが
すごくうれしかったしなんだか安心した。

仏教のことはよくわかりません。
信仰心が無い。見事にない。
あれば、もう少し気持ちが
楽になることもあるかもしれないけれど、
それも一時的なことだと思う。
苦しみから抜け出すには
自分だけの力では
ほとんど無理なことばかりで
誰かの存在が大事なのだけど
それでも最後は自分が
どうするかなのだ。

ブッダさんの教えは
お仕事で少し触れることがあって
この作品であらためて再確認させてもらった。
その他に修行にもいろいろあることを知ったよ。
中でもすごくすごく好きなのが
「砂曼荼羅」(すなまんだら)。
曼荼羅は、悟りの境地なんかを 絵とかにしたもの。
砂曼荼羅はその名の通り、色の付いた砂で描く。
おそろしく細かい作業で
描く内容によっては数日かかる。
集中力、根気、注意力ほか、
ありとあらゆる神経を研ぎ澄まさなければ
完成することは難しい。
そこまで苦労して作ったのに最後は

壊す。
壊す!!!!

作った人の気持ちを考えると
やりきれないし
もったいない!と思うけど、
でも、また始めればいいと
わたしは思う。
同じものはもう2度と出来ないけれど


(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
光石富士朗
ダライ・ラマ法王14世 ほか
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『ルンタ』


「ルンタ」とは、チベット語で「風の馬」という意味。
馬が描かれた旗や青・白・赤・緑・黄(天・風・火・水・地)の旗を
峠などにたくさんはためかせ、
風に乗って天や世界中に届くように祈りが届くように祈りを込める。

チベットで続く中国のむちゃくちゃ勝手な圧政に
チベットの人たちが自ら選んだ悲しい無言の抗議が今も続く。
暴力に暴力で対抗しない、彼らの声なき声を聞いてほしい。

インド北部のダラムサラ(チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が暮らす)
ここに30年間住み続け、故郷 を失ったチベット人を支援する日本人を通して
あまり日本に伝わらない今のチベットの現状をわたしたちに伝えてくれる。


(まつおかたかこ)

上映終了いたしました
池谷 薫(『延安の娘』『蟻の兵隊』『先祖になる』)
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『戦場ぬ止み』



沖縄の戦争はずっと続いている現実を再確認。
実際衝突しているのは県民同士と言う
事実を目の当たりにする。

おばあの戦争の話を聞いて
未来を守るために大きな力に体当たりし
それでもあきらめないし、
どんな相手に対しても感謝の気持ちを忘れない
たくさん人たちそれぞれの話に納得し、
若者たちの話に希望をもらって
うれしそうな彼らの顔を見ていっしょに喜び
笑い、心躍らせそしてまた落胆する。

しかし選挙って一体なんなんだ?
みんなの意思ってなんなんなんだ?

国の行動がほんっと
腹立つな。ほんと。
1000歩譲っていろいろ考えても
やっぱりいやになる。

ただ生きる、それだけのための生活でも
身近な小さな悩みがつきないのに、
国を代表する人がわたしたちの気持ちを
きちんと受け止めて行動してくれないから、
みんな大変です。

今、すぐの飛んでいけないのなら
せめてそこで何が起きているのか
わたしたちは知っておかなければいけない。
敵も味方もなく、
みんなが笑える世界が来ると信じたい。

ああああ海が泣いてる
ああああでっかい板いっぱいのった
お刺身がうまそうだったああ

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
三上智恵
小室等
Cocco
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『ゆずり葉の頃』


市子さんが少女の頃に生きた時代は
自分の意思なんかあってないようなものだったと
特別な説明はなくても十分伝わってくる。
運命の流れに身を任せ
家庭を持ち、かわいい子供にも恵まれて
幸も不幸も織り交ぜて人並みに時間を重ね、
何度となく通過した人生の岐路がまた来た。
その時彼女がしたかったこと。

映画を思い出して書いているわけですが
勝手に涙が出ておるよ。
なんだか心に深く深く残る映画なのよね。

母子のお互いを思う気持ちも、
彼女の少女の頃から大事にしてきた想いも
どんどんわたしの脳に影響を及ぼし、
腹の底からこみ上げてくる気持ちがぁ
もう切ない切ない。

市子さんと同じ頃の時代を生きた人も、
彼女の子供の世代も、孫の世代も
押し寄せてくるなにかを感じずには
いられないと思う。

幼い頃に芽生えたきらきらした想いは
人生のあらゆる場面で自分を励まし、
寄り添い、いつも同じ光で輝き続けている。

映画を思い出して書いているわけですが
勝手に涙が出ておるよ。
なんだか心に深く深く残る映画なのよね。

(まつおかたかこ)



※こちらの作品は当館での上映作品ではありません。
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『がむしゃら』


女子プロレスラー
ヒール
安川惡斗

どんなにつらい過去も
消えないのなら
どうやって現実を受け入れて
先に進むか。

壮絶な時代を
その全ての出来事を
こんなに詳細に覚えていることが
彼女が未来を向くために
必要だったのね。

たくさんの人たちに支えられて
今を活きて生きる
がむしゃらに。

(まつおかたかこ)

上映終了いたしました
高原秀和
安川惡斗、高橋奈苗、脇澤美穂 ほか
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『アラヤシキの住人たち』


長野県小谷村。
車道がない山道を
1時間半歩くと着く。
ここは真木共働学舎。
たくさんの個性が
ひとつ屋根の下で暮らしている。
美しく変わりゆく季節と 
人間と動物
彼らの過ごす一年

眠って起きて
ごはんたべて
働いて
したいことも
たくさんあるし
どこにいても
思い通りには行かない

どう転んでも
生きるのは
大変なことだらけ
だけど
選ぶ自由と
楽しむ自由は
あるんだよ

いろんな生き方
帰る場所がある
時間よ止まれ
ほんとうは尊い
当たり前の毎日

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
本橋成一(『ナージャの村』『アレクセイと泉』)
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『パプーシャの黒い瞳』


読み書きをしない自らの言語を持つジプシーとして生まれたパプーシャが
あるきっかけで言葉に興味を持ち、言葉を綴る。
実在したジプシーの女性詩人の怒濤の生涯。

歌いたいときに歌い、酒を飲みたくなったら飲み、
移動したくなったら移動して眠りたくなったら眠る。
文字なんか読めなくてもかけなくても全ては森が川が空が教えてくれる。
だけど外の世界は違う。定住し、学び、考え
歌うことや踊ることさえ規制し法律を作って規則正しく暮らしている。

全く違う生き方をどちらがいいかなんて言い切れない。
それぞれ認め合い、(好き嫌いは別と思うな〜)受け入れて生きて行ければ
世界はもっとおだやかにまあるく過ごしやすくなるのにね。
難しいことなんだろうか。
考えを押しつけるのではなく、
その生き方を認める。
今自分が見ている世界の現実が、全てではないのだから。
反対も賛成も押しつけるのではなく
自分で決めて自分で未来へ進めるようにすればいい。

これね1回観て、
時間が許せばもう1回観るのが、
すごくいいと思うの。

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
ヨアンナ・コス=クラウゼ、クシシュトフ・クラウゼ
ヨヴィタ・ブドニク、ズビグニェフ・ヴァレリシ、アントニ・パヴリツキ ほか
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『みんなの学校』


その小学校は大阪にある。
どんな子供も平等に受け入れられる。

勉強だけではない。
この世界で生きていく上で
すごくシンプルなことを
押しつけるのではなく、
子供たち自らに考えさせ、
理解してもらうために、
一生懸命伝え行動してみせる先生たち。

信頼関係がなければ何も成り立たない。
我慢と忍耐、お互いを理解したいと思う気持ち。
大人である自分が、彼らが今過ごしている時間を
通ってきたからこそ言える言葉を
どうやって信じてもらえるか。
理解してもらえるか。

子供へ、その想いがほんの少しでも通じて、
自ら理解する努力をし、それを美しく
行動に移してくれたときの感動はもう、
自分もまるで学校でその様子を
実際見たかのようにうれしくて仕方なくなるよ。

成長していくきらっきらした子供たちと、
それをきらっきらした気持ちで見守る人たちとを
スクリーンこっち側で見守りつつ
いろんなことを思い出したりして
ちょっと切なく、複雑な気持ちを抱える。
「みんなの学校」という言葉に
ものすごくいろんな意味が込められてる。

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
真鍋俊永
大空小学校のみんな
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『ら KEPT』


拉致という恐ろしい経験をした
監督自らの実体験を映画化。
経験を元に、たとえようのない恐怖、
防ぐことの出来なかった犯罪への後悔と懺悔
映画という表現を通じて具現化している。
重すぎるテーマをファンタジーに仕立てた
表現は体験した人でしかなしえない。
10年前の経験とは言え、ここまでよく消化出来たと思う。

性犯罪者は事情聴取終わったら即刻
一生そういう行為を出来ないカラダにするか
即刻死刑とか被害者の世界から消えてしまうような
もっともっと重い刑に処す法律出来ればいいのに
と、思うのはわたしだけだろうか。
でもたとえそんな法律が出来ようが
犯人が死のうが、被害者の気が晴れることも
抱えた傷も闇も消えることはない。

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
水井真希
加弥乃、小場賢、ももは ほか
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『恐怖分子』


1980年代の台北。
人間の孤独と狂気。
いつもの日常に
普通に起こりえそうな
偶然がもたらす
想像もしない悲劇。
こわいんだけど
目がはなせない展開で。

エドワード・ヤン監督の作品はいろいろ観たけど
この作品が一番印象に残っているし
あまり得意じゃない恐怖感も
なんでだか好きなのは
自分の意識も色もない
実際あるかどうかさえわからない何かを
映像で見せられ
意識させられたからだ。

確かめなければ。
すべてを。

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
エドワード・ヤン
コラ・ミャオ、リー・リーチュン、チン・シーチェ ほか
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“え〜がな500”キャンペーン開催中!<2>


初めて観た映画は
東映まんが祭り。
子供たちはちっとも座ってなくて
今にも舞台に上がりそうな勢いで
みんな前で立って観ていた光景を
すごく覚えている。

ミニシアターで観た初めての映画は
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
この作品はケーキがおいしそうな
すごくエロティックな印象で、
それよりもその時の映画館の雰囲気や
そこまでの道のりとか、
帰りに出会ったバイト中の同級生のことなんかの方が印象深い。

(まつおかたかこ)



※“え〜がな500”チラシ設置場所一覧はこちら→ウェブマガジン・キネプレ
※公式Twitterはこちら→@eiga_na_500

“え〜がな500”キャンペーン開催中!<1>


関西のミニシアター7館(第七藝術劇場、
シアターセブン、シネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館、
立誠シネマ、パルシネマしんこうえん、元町映画館)で、
期間限定で学生向けキャンペーン実施中。
2人以上でチラシと学生証を持参すれば、
1人500円で映画を観ることが出来るんだって。
チラシの裏はスタンプラリーになってて
7館全部のスタンプをためると、
7館の招待券セットをプレゼント!

いいな〜学生さん。

(まつおかたかこ)



※詳細は→クリック


『傷だらけのふたり』


三流ヤクザは自分の好きなように
思い通りに好き勝手に生きてきた。でも
やさしさが不器用すぎて←(これアンダーラインひきたい)
そのようすがなぜか憎めない。

超高利貸しの取り立てがお仕事。
そして彼は、出会ってしまった。
思い通りに行かない初めての恋。
お金を貸した人の娘へのひとめぼれ。

不器用すぎて上手く気持ちを伝えられなくて
誠実な行動で示していくうちに
徐々にゆっくり彼女へ伝わり始める想い。

心の動きとか家族や友達、
街や周辺の細かい描写や関わりも
身近な雰囲気がすんなりなじんで
すっかり作品の中に入ってしまって
ああ、
泣きすぎて苦しい。

消したい記憶ほど、
時間が経つほどに
鮮明になる。

人間の強さは自分のためではなく、
誰かへの思いやりやうそで形作られている事が多く、
ほんとうの自分はそれほどの強さはない。

誰かに知ってほしい気持ちと
それは自分のわがままだという勘違いと
たくさんの気持ちが複雑に絡み合う。

でも、真実はひとつ。

それがむきだしになった瞬間から
全ては始まるの。

ああああ
泣きすぎて苦しい。

人の弱さと強さがこれほどわかりやすく
描かれいる映画もなかなかないよ。
だから泣けるのね。

(まつおかたかこ)



※こちらの作品は当館での上映作品ではありません。
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『千年の一滴 だし しょうゆ』


フランスで放送されて大反響だったドキュメンタリーは
おなかがすくよりも、命のつながりとか
日本にしかいないカビの話とか
科学的なことに引き込まれたけど、
やっぱりおなかがすいたよ。

タイトルだけでもいい匂いがしそうだけど
映画館がいつもと違う匂いがすると感じるのは
実際いろいろなおいしいもの販売する模様。
映画館が乾物屋さんみたいに
こんぶやかつおぶしの匂いがするって
なかなか経験できない。結構しあわせ。

湯どうふが食べたくなった。
メインはこんぶと豆腐。
春菊と白ネギ、しいたけもほしいな。
水からゆっくりと火を通して
ゆらっとしたらいい感じ。
あっちあちのとうふよりも
中がまだほんの少し
冷たいくらいがいいな。
すったごまとしょうゆを少し、
そして鍋からこんぶのきいた汁を入れて。

まだまだ寒い日が続きます。

ポン酢もいいけどだししょうゆ派。
ちなみにだしを取ったこんぶは
いっしょに食事しているみんなの了解を得て
わたしがいつも食べてしまいます。

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
柴田昌平
伏木亨、北本勝ひこ、加藤宏幸 ほか
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『加藤くんからのメッセージ』


加藤くんは36歳。
失敗、挫折、失恋などなど
いろいろあったけど入学した早稲田大学を
11年かけて卒業したものの、
契約社員の給料は10万円にも満たない。
不安でしょうがないはずだけど
それでも彼は信じていた。
「夢は叶う」

そして見つけた夢。

加藤くんは大きな声で叫ぶ。

それは

「妖怪になる」

こと。
・・・・・・・・・・・・・・。
なんてはらはらさせる子なんだろう。
なんだ、この奇妙な気持ちは。
たとえようのない、
初めて遭遇する自分からあふれる
出会ったことのない気持ち。

外見はしっかり人間だけど
たしかに初めて会う生き物だ。
もうすでに彼は妖怪なのではないだろうか
とさえ思うが、彼曰く
「まだ素人妖怪」だそう。
たしかに、この程度の妖怪加減は
「隠れ妖怪」がうごめくこの世界では
まだまだなのかもしれない。
ということで、このあとが気になってしょうがない。

(まつおかたかこ)


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綿毛
加藤志異
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『チョコリエッタ


犬になりたい女の子と
映画が大好きな先輩。
ちょこっと不思議な旅に出た。

語り尽くせない全ての想いを
受け止めて、自分になりに理解して
なつかしい気持ちになり
青の時代も今もまだ答えのでない気持ちと
少しは理解が出来るようになった自分と出会い。

流れる時間と、画面いっぱいの魅力的な人物
もだえるかわいさの坊主女子に
ただただ釘付けの159分。

(まつおかたかこ)



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『ほんとうのうた〜朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って〜』


久しぶりに
「銀河鉄道の夜」を
読んでみた。

小説家、音楽家、詩人、翻訳家によって作り上げられた
宮沢賢治の視点から見た震災後を戯曲化した「銀河鉄道の夜」の朗読劇。
彼らががむしゃらに無我夢中で語り続けた2年のドキュメント。

悲しみや
苦しみや
恐怖や
さみしさや
切なさや
別れや
絶望から始まる
新たなスタートが
確実にある

(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
河合宏樹
古川日出男、管啓次郎、小島ケイタニーラブ、柴田元幸 ほか
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『私の恋活ダイアリー』


結離婚歴アリ、孫アリ、
仕事アリ、家族関係友達関係良好
足りないのはこれからの人生をいっしょに歩める
パートナー!ってことで恋活サイトに登録し
がんがん攻める60歳の女性、ニリの実録恋活日記。

せっかくこの世界に生きているんだから
これくらいパワフルに
人生攻めていかないとな。
60歳までにはまだまだ時間のある人も
もうすぐたどり着きそうな人も
もうずっと前に通り過ぎた人も
必ず元気をもらえる、はらはらどきどきの
リアルな恋のある生活をのぞき見です。
それが恋であってもなんでもあっても
したいことがあったら年齢は関係なく、そこがスタートなのよね。

日本は「婚活」は盛んだけど
「恋活」ってあんまり聞かないね。
婚活でなくて恋活は、今の自分にも必要なのかもなと
かなり興味深くこの映画を観てしまいました。

(まつおかたかこ)



※こちらの作品は当館での上映作品ではありません。
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『サベージ・キラー』


結婚式を控えた美しい聾唖のゾーイは
独身最後の記念に旅に出る。
それは悲劇の始まりの旅だった。
あまりにも悲惨で容赦ない暴力
そして復習の数々に
目を覆いたくなるところだらけの
ジェットコースターみたいだけど
えーーーーそんなん?!うそーとかとか、
つっこみ、笑ってしまいそうな場もありつつ
最後は号泣する自分がいるのだった。

どうやったら人はこれだけ
残酷になれるんだろう。
間違った愛にしても
正しい愛にしても
生きてきた過程で起きたこと。
人から見れば間違いでも
正しいと教えられて育てばそれが
悲しい正解となるのだ。
すべての問題は愛なんだろうなと
感じずにはいられないのだった。
なんだかもう、
不覚にも泣いちゃったよ。

ゾーイは天使だと思う。

ちょうとったどー
しんぞうとったどー


(まつおかたかこ)


上映終了いたしました
マイケル・S・オヘダ
アマンダ・エイドリアン、ロドニー・ローランド、ロニー・ジーン・ブレヴィンズ ほか
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まつおかたかこさん プロフィール

雑誌、広告、CI、書籍の装丁、
アーティストとのコラボレーション
ライブペインティング、企業キャラクター作成
映画、料理にまつわる雑誌連載など、
幅広く活動中。FAXから始まり現在はメルマガになった
暴力絵日記「年刊マツオカ」創刊。

http://www.tacacom.net/
 


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