[伯爵の映画日記]
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#月♭日(日)
十二時四十五分、新今宮駅で美人OLの櫻子と待ち合わせ。
南海本線の急行で堺駅へ。

今日は河内厚郎教授が案内役を務める「関西・歌舞伎を愛する会」(小松左京会長)のイベント、「お芝居探険隊その八、夏祭浪花鑑・團七の足跡を訪ねて」なのだ。

十月の「フロンティア3000研究会」で知り合った川島靖男氏、去年の関西文学祭で知り合った源甲斐女史など愛する会のスタッフの皆さんとも再会、総勢五十名ぐらいか、かなりの人数だったが、歩いてまずは堺市内の所縁の地を巡る。

途中遊廓らしき旅館を発見、尋ねてみると案の定もとの遊里だった土地である。
黒マント姿だったので、河内先生からは参加者の皆さんに「現代の傾き者(かぶきもの)」などと紹介されてしまい、途中何度かハンドマイク片手に解説したり、スピーチしたりする羽目に(^_^;)。

大阪府下に残る最後の路面電車、阪堺電車に乗って次の目的地住吉大社に行く。
うまい具合に古豪電車が来る。プレートを見ると右から左に「~戸・川崎車輛會社・昭和參年」と書いてある。七十四年前に作られた骨董品の木造電車、吊り掛け式モーターの音も重々しい。

住吉大社見学後、もう一度路面電車に。
今度は昭和三十二年帝国車輌製の大阪市電のお古であった。
終点の戎町で下車、日本橋の裏通りから国立文楽劇場に行き、そこで櫻子はデートのため別れる。

一向は更に高津神社まで歩き、そこで解散。
午後五時であった。
歩いた距離は十キロぐらいか、かなりの強行軍であったが楽しかった。

そして伯爵は部外者なのだが、「関西・歌舞伎を愛する会」のミーティングにそのままお邪魔する。
高津神社のすぐ隣に一週間前にオープンしたばかりというなかなかに面白い手作り風のカフェ。
来年は出雲阿国歌舞伎から四百年、近松門左衛門生誕三百五十年、「曽根崎心中」初演三百年の節目なんだそう。愛する会で実川延若の十三回忌などのイベントをやろうという話になった。

それも六時頃には散会。
その後は河内先生のお供で、宝塚南口のギャラリーへ。
今日は宝塚映画祭の打ち上げをやっているので、またまた部外者なのにお邪魔してしまったのだ。
なかなかに楽しそうなので、来年は僕も手伝うことになった。
中断している「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭in関西」を宝塚映画祭の一環として復活できないものだろうか、などという話もでた。実現したら面白い。

河内先生と一緒に阪急で今津行き、そこで別れ、帰宅する。
風太がいない屋敷は寂しい(T_T)。
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