のシンフォニー
−日本で生まれ育った朝鮮学校生徒たちの物語−
異国の空と祖国の空─、その瞳たちに映る蒼い希望。
2016年/日本/95分
(c) NEWSTYLE.CO.,LTD

朴英二
茨城朝鮮初中高級学校 第58期生
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訪朝14回、訪韓10回。南北を自由に往来する在日監督によるドキュメンタリー。
朝鮮学校生徒たちのありのままの姿と、朝鮮の人々の素顔を、朴英二の“眼”(カメラ)だからこそ撮りえる映像で描き出す。

日本には数多くの朝鮮学校が存在する
日本で生まれ育った在日コリアンのこどもたちが、民族の言葉や歴史、文化などを学んでいる。生徒たちは高校3年生になると、“祖国”である朝鮮民主主義人民共和国を訪問する。日本のメディアでは目にすることの出来ない「北朝鮮」の姿を、自身の心と体で感じ取る。

祖国は未だ分断されたまま
軍事境界線で、70年にもわたる南北分断の悲劇を目の当たりにする生徒たち。あちら側では外国人観光客がもの珍しそうに、こちら側にカメラを向けている。“北”から“南”を眺める「朝鮮」籍の彼女は、“故郷”である韓国の地に足を踏み入れることは許されない。

在日朝鮮人として生きる選択
街を歩く生徒たちを見て、朝鮮人だと気付く人は誰もいない。見た目も話す言葉も日本人と全く変わらない。朝鮮人であるためにヘイトスピーチの脅威にさらされ、朝鮮学校に通うことで、高校無償化からの除外という差別にさらされている。人々の「善意」が口々に言う。「どうして日本人にならないの?」

生徒たちが奏でる交響(シンフォニー)
国や社会から存在を否定され続けてきた生徒たち。そんな逆境の中でも、堂々と前を向き、しっかりと夢を語る。明るく笑い、歌う。“蒼”は青春の、けれども、くすみがかったこの空の色。だけど一人一人が、きっと大きく一つにつなげていくであろう、輝く蒼天の色。響きわたる、愛と希望のシンフォニー。

10月22日、10月28 舞台挨拶 レポート UP!→こちら

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