二十六夜待ち
二十六夜待ち
月と波がひかれあうように、愛して。
2017年/日本/124分/R18+/配給 スローラーナー、フルモテルモ
©2017 佐伯一麦/ 『二十六夜待ち』製作委員会
監督
脚本
越川道夫
原作 佐伯一麦「二十六夜待ち」(『光の闇』扶桑社刊所収)
出演 井浦新、黒川芽以
天衣織女、鈴木晋介、杉山ひこひこ、内田周作、嶺豪一、信太昌之、玄覺悠子、足立智充、岡部尚、潟山セイキ、新名基浩、岩ア愛、吉岡睦雄、礒部泰宏、宮本なつ、山田真歩、鈴木慶一、諏訪太朗
料金
(当日)
未定
公式twitter @26yamachi
孤独な男と女がいた。震災の辛い記憶。記憶を持たない者の孤独。
すれ違うふたりの心とからだ。
由実は、震災で何もかもを失い、今は福島県いわき市の叔母の工務店にひとり身を寄せていた。心に傷を抱える由実は、少しは外に出なければ、と叔母に促されるように路地裏にある小さな飲み屋で働くことになる。店の名前は「杉谷」。店主の杉谷には謎めいたところがあった。彼は、記憶をすべて失い、失踪届も出されていなかったため、どこの誰とも分からない。はっきりしているのは、”手”が料理をしていたことを覚えていることだけ。8年が経ち、今では小さな小料理屋をまかされるまでになったが、福祉課の木村をはじめとしたあたたかな人々に囲まれながらも、彼の心はいつも怯え、自分が何者なのか分からない孤独を抱え込んでいたのだった。傷ついた魂を持つ杉谷と由実。ふたりは、やがて“月”と“波”がおたがいを引き寄せ合うように、その心と体を寄り添い合わせるようになるのだが…。