原一男監督特集
『ニッポン国 VS 泉南石綿村』公開記念
原一男監督特集
<上映作品>(全作品デジタル上映)
さようならCP(1972年/82分)
極私的エロス・恋歌1974(1974年/98分)
ゆきゆきて、神軍(1987年/122分)
全身小説家(1994年/157分)
またの日の知華(2004年)
■最新作『ニッポン国 VS 泉南石綿村』
 3/31(土)より 第七藝術劇場で上映
 詳細は→こちら
衝撃の問題作「ゆきゆきて、神軍」から31年。再び強烈な問題作『ニッポン国VS泉南石綿村』を携え世に問う原一男監督。過激なアナーキスト・奥崎謙三が天皇の戦争責任に迫った『ゆきゆきて、神軍』から一転、ニッポン国から棄てられた名もなき民が国に問いただす『ニッポン国VS泉南石綿村』。この公開を機に、常にニッポン国と社会、人々を描き出してきた原一男監督の過激な作品群を一挙上映。痛烈な映画体験を、いま!!
さようならCP さようならCP
(1972年/82分/デジタル上映)
監督・撮影:原一男
製作:小林佐智子
録音:栗林豊彦
あらすじ
CP(脳性麻痺)者の急進的な団体「青い芝」の人々の生活と思想をカメラに収めた、原一男監督の第一作。
障害者だからといって自ら片隅でこっそりする生き方は、障害者差別を容認することになると考え、その不自由な体を積極的に人前にさらしていく。
「CP(障害者)=健全者という関係の共通項が身体の階級性にあり私自身の〈関係の変革〉というテーマをベースにして、被写体=演じる者を、撮る側にどこまで見ることに耐えられるかを賭けてみたかった」(原一男)
極私的エロス 極私的エロス・恋歌1974
(1974年/98分/デジタル上映)
監督・撮影:原一男
製作:小林佐智子
録音:久保田幸雄
編集:鍋島惇
音楽:加藤登紀子
あらすじ
「私にとって映画はコミュニケーションの方法」という原が、かつて一緒に暮らし子どもまでをなした女を追って沖縄へ行き、彼女が自力出産を行なうまでを捉えた作品。
「極私」の極致へと到達した未踏のドキュメンタリーとして、原一男の名を一躍知らしめた問題作。
「生きることの原点を描ききった」「見る者を強烈にとらえてゆさぶり続ける恐ろしい映画」「真実を見ることの衝撃」などの絶賛を浴び、日本列島のいたる所で若者の強烈な支持を集めた。
ゆきゆきて、神軍 ゆきゆきて、神軍
(1987年/122分/デジタル上映)
監督・撮影:原一男
製作:小林佐智子
録音:栗林豊彦
編集・構成:鍋島惇
日本映画監督協会新人賞
ベルリン映画祭カリガリ映画賞
日本映画ペンクラブベスト1位
毎日映画コンクール監督賞、他
あらすじ
87年の日本映画界を震撼させた驚愕の作品。
天皇の戦争責任に迫る過激なアナーキスト・奥崎謙三を追った衝撃のドキュメンタリー。
神戸市で妻とバッテリー商を営む奥崎謙三は、たったひとりの「神軍平等兵」として、”神軍”の旗たなびく車に乗り、今日も日本列島を疾駆する。
生き残った元兵士たちの口から戦後36年目にしてはじめて、驚くべき事件の真実と戦争の実態が明かされる・・・。
平和ニッポンを鮮やかに過激に撃ち抜いた原一男渾身の大ヒット・ドキュメンタリー。
ゆきゆきて、神軍 全身小説家
(1994年/157分/デジタル上映)
監督・撮影:原一男
製作:小林佐智子
編集:鍋島惇
整音・現場録音:栗林豊彦
音楽:関口孝
出演:井上光晴、埴谷雄高、瀬戸内寂聴、野間宏
〈イメージ篇〉
デザイン:木村威夫、撮影:大津幸四郎
出演:金久美子
日本映画監督賞
キネマ旬報ベストテン1位・監督賞
毎日映画コンクール日本映画大賞
日本映画ペンクラブベスト1位
あらすじ
『ゆきゆきて、神軍』から7年、94年の日本映画各賞を総なめした大傑作。
小説『地の群れ』などで知られる、作家・井上光晴の生を描く長編ドキュメンタリー。
約40年にわたって創作=小説と格闘し、92年5月ガンに散ったひとりの小説家の「虚構と真実」が、インタビューを中心とする従来通りの記録映画的な部分と「イメージ篇」と名付けられた一種のドラマを交えて綴られる。
5年もの歳月を費やした原一男監督の意欲作で、埴谷雄高、瀬戸内寂聴などの作家が登場するのも興味深い。
ゆきゆきて、神軍 またの日の知華
(2004年/デジタル上映)
企画・監督:原一男
制作・脚本:小林佐智子
プロデューサー:莟宣次
撮影:岡雅一
照明:山川英明
美術:大庭勇人
録音:西岡正己
あらすじ
『ゆきゆきて、神軍』で知られるドキュメンタリーの鬼才・原一男が手掛けた初の劇映画。激動の70年代を舞台に、吉本多香美、桃井かおりらがひとりのヒロイン・知華を演じ、4人の男たちとの愛を4つの章に分けて描き出す。
3/24(土)〜3/27(火)18:05〜ゆきゆきて、神軍第七藝術劇場(6階)
3/28(水)〜3/30(金)18:05〜さようならCP第七藝術劇場(6階)
3/31(土)20:20〜さようならCP第七藝術劇場(6階)
4/1(日)20:20〜極私的エロス・恋歌1974第七藝術劇場(6階)
4/2(月)〜4/4(水)11:00〜極私的エロス・恋歌1974シアターセブン(5階)
4/5(木)・4/6(金)11:00〜またの日の知華シアターセブン(5階)
<4/7(土)〜4/27(金)はシネ・ヌーヴォXで上映>
 シネ・ヌーヴォHP:http://www.cinenouveau.com/
4/28(土)〜4/30(月・祝)14:30〜ゆきゆきて、神軍シアターセブン(5階)
5/1(火)〜5/4(金・祝)14:30〜全身小説家シアターセブン(5階)
<5/5(土・祝)〜5/18(金)は元町映画館で上映>
 元町映画館HP:http://www.motoei.com/
【料金】
一般:1,400円
専門・大学生:1,200円
シニア:1,100円
中学・高校生:1,000円
ナナゲイ会員・シアターセブン会員:1,000円
4/17(火)開催
トークイベント「原一男 全作品を語る! 〜幻の作品の上映も」
【日時】
4/17(火) 19:00開演(10分前開場)
【タイムスケジュール】
・19:00〜19:45 上映前トーク
・19:45〜21:55 幻の作品上映
・21:55〜22:40 上映後トーク
※タイムスケジュールは多少変動する場合がございます
【料金】
一般:2,200円
学生・シニア・会員・障がい者割:1,800円
※劇場招待券使用不可
【イベント内容】
 最新作『ニッポン国VS泉南石綿村』の関西公開を記念して、原一男監督の過激なフィルモグラフィをたどる特集上映を現在、関西の劇場にて開催中。観る者の人生に大きな衝撃をもたらす作品を撮り続けてきた原監督が、特集上映開催の機会に、自らのフィルモグラフィを語るトークイベントを開催いたします。そして、今回の特集上映の最後のピースを埋める、幻の作品の上映も行います!ぜひご期待下さい!
 原一男監督のフィルモグラフィは、衝撃的デビュー作『さようならCP』(1972年)から始まり、「極私」の極致へと到達した未踏のドキュメンタリー『極私的エロス・恋歌1974』(1974年)、映画界を震撼させた大ヒット作『ゆきゆきて、神軍』(1987年)、虚実の臨界へと達する大傑作『全身小説家』(1994年)、深夜にテレビ放送されて以来これまで観る機会が限られていた幻の『映画監督 浦山桐郎の肖像』(1994年)、原一男が手掛けた初の劇映画『またの日の知華』(2004年)など。寡作ながらも、今でも決して色褪せることのない作品群について、最新作『ニッポン国VS泉南石綿村』が公開された今、原監督は何を語るのか!?
最新作『ニッポン国VS泉南石綿村』上映中
公式HP:http://docudocu.jp/ishiwata
劇場HP:http://www.nanagei.com/movie/data/1192.html