「ただ、しあわせを夢見ただけなのに 私たちは、なぜ、棄てられたのか−ー」
忘れ去られようとしている記憶、しかし、忘れてはならない記憶がここにある。
花の夢−ある中国残留婦人
 栗原貞子さん、81歳。東京・江東区の都営アパートで、老いた白い猫と共に静かな老後を送ってます。
 1944年、栗原さんは18歳の時に中国・東北部、当時、満州と呼ばれた地へ渡りました。「お国のために尽くしたい」希望に燃えての旅立ちでしたが、その直後に日本は敗戦。混乱の中、帰国することができず、その後35年もの間「中国残留婦人」として生きることを余儀なくされました。
 小さな都営アパートの片隅で、誰にともなく語られる記憶。「生きれるまでは生きようね」という言葉を最後に亡くなった友の亡骸は、その行方すらわからぬまま、今も中国の大地に眠っています。
「私たちは、なぜ、棄てられたのか」問うても、返事はありません。
2007年/日本/97分/イセFILM
 
東 志津
栗原貞子
当日のみ 一 般:1,500円
大学生:1,200円
高・中・シニア:1,000円

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