ロックスターのたどる孤独と挫折、現実と悪夢、苦しみの回想、狂気と恐怖…
ピンク・フロイドの同名LPアルバムに基づいて、強烈な音楽と幻想的な映像、さらにアニメーションを駆使して描く
ピンク・フロイド ザ・ウォール
ロサンジェルス。ロックのスーパー・スター、ピンクはとあるホテルの一室にとじこもっていた。ひっきりなしの公演と喝采、おびただしい麻薬の常用で、身も心も燃え尽きていた。
彼が生まれたのは第二次大戦のさなか、折しも父はアンツィオで戦死をとげていた。母親は息子のピンクに人生のすべてを捧げた。だが、それがピンクの成長を抑圧したのだった。学校も子供たちを教育するところではなく、抑圧するところだった。こうした断絶感に対して、ピンクはしだいに自分の感情のまわりに、自己防衛のために“壁"を築いていく。
ピンクは成長すると、ロック歌手となった。だが、ピンクは完全に一人ぼっち、麻楽に溺れ、TVだけが唯一の伴侶であり、妄想、悪夢、恐怖心、狂気の淵をさまよっていた。
彼はロックンロールのニュールンベルク裁判で自分が指導者として裁かれていると思い込む。彼に“壁"を築かせることになった大勢の人たちが現われ、彼に不利な証言をする。そして、判決が下された。孤立感から道徳的に退廃した悪夢の世界に落ちこまないうちに、その“壁"を取り壊せという宣告であった。
(
1982年/イギリス/95分/シネカノン
)
アラン・パーカー
ボブ・ゲルドフ、クリスティン・ハーグリーヴス、ケヴィン・マッケオン、ボブ・ホスキンスなど
当日のみ
一 般:1,500円
大学生:1,200円
高・中・シニア:1,000円
★当日3プロ券:3,000円
『ピンク・フロイド ザ・ウォール』
『モア』
『ラ・ヴァレ』
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