ポーランドから世界に投げかける、現代社会の子供達の心の孤独を描いた衝撃作
僕がいない場所
 国立孤児院にわけあって預けられている少年クンデルは、将来、詩人になりたいと思う多感な子供だったが、先生から怒られ、他の子供たちとも仲良くしようとしなかった。そんな場所を嫌ったクンデルは、孤児院を抜け出し、母親がいる町に帰ることを決心する。だが、家に帰ってみると、母親は見知らぬ男とベッドで寝ていた。
 母親の愛を渇望しながらも、町の男たちと乱れた生活をしているる母親の姿に嫌悪したクンデルは、一人で生きて行く決意をして、町はずれの川べりに打ち捨てられた艀舟に住みつく。集めたあき缶や屑鉄を売って生活している彼に、町の大人たちは同情的なまなざしを注いでいるが、クンデルは頑としてほどこしを受けようとはしない。
 そんなある日、艀舟で寝ていると一人の少女がクンデルの前に現れる。艀舟のそばにたたずむ裕福な家の子である彼女も、美しく賢い姉に対する劣等感や、誰にも愛されないと思う気持ちをアルコールで紛らわせていたのだった。幼い心に癒やされない寂しさを抱える二人は、お互いを気遣いあって絆を深めていくが、クンデルには悲しい現実が待っていた・・・・
(2005年/ポーランド/93分/パイオニア映画シネマデスク)
 
ドロタ・ケンジェルザヴスカ
ピョトル・ヤギェルスキ、アグニェシカ・ナゴジツカ、エディタ・ユゴフスカ、パヴェウ・ヴィルチャック
1,500円
一 般:1,800円
大学生:1,500円
高・中・シニア:1,000円

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