白いキャンバスのように無垢な修練女の少女
南フランスの光の中で恋を知り、新しい世界へ旅立つ
アヴリルの恋
 中央フランスの山あいにひっそりとたたずむトラピスチヌ修道院。まるで19世紀から時が止まったかのような薄暗い石造りの独居房で、一人の少女が白く塗りつぶした本のページに花の絵を描いている。
 彼女の名はアヴリル。赤ん坊の時に捨てられていたところを修道院長に拾われ、人生のすべてを修道院で過ごしてきた彼女は、間もなく修道女になるための儀式を迎えようとしている。これから2週間、小さな礼拝堂にこもって心身を清め、永遠の請願を唱える準備をするのだ。
 わずかな私物を土に埋めて礼拝堂に入った翌朝、アヴリルはべルデナット修道女から双子の兄の存在を告げられた。アヴリルと一緒に男の赤ん坊も捨てられており、その男児は孤児院に引き取られていったという。べルデナット修道女は、この2週間を利用して彼を探すようアヴリルにすすめる。そして、外の世界を見てくるように告げるのだった。
 やがてたどりついた地中海。強い風が吹き、人気のない浜辺にぽつんと立つ小屋に 兄は恋人といた。ダヴィッドは突然やって来た修練女に妹だと名乗られて驚くものの、二人は互いへの好奇心もあってすぐに打ち解ける。
 2週間の休暇最後の日。アヴリルはある決意をもって修道院へ向かう―――。
(2006年/フランス/96分/シネカノン)
 
ジェラール・ユスターシュ=マチュー
ソフィー・キントン、ミュウ=ミュウ、ニコラ・ドゥヴォシェル、クレモン・シボニー
当日のみ 一 般:1,800円
大学生:1,500円
高・中・シニア:1,000円

Sorry Japanese Only. Copyright (C) 2002-2007 The Seventh Art Teather. All right reserved.
第七藝術劇場Webサイトの画像、文章の転載は禁止しております。