真実か、白昼夢か
ドキュメンタリーという名のホラー 唐的妄想大爆発!
シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録
唐十郎アトリエ。高円寺純情商店街を抜け、15分ほど歩いた中野区大和町の住宅地の一角に、その場所はある。90年代以降、プロデュース公演が主流となった演劇界で、 いまでは存在自体が珍しくなった「小劇団」の稽古場だ。
2006年11月。 「劇団唐組」の座長である唐十郎は、二階の書斎に篭っていた。 向かいにある自宅から、身ひとつでやってくるのは朝6時。 春の公演に向けた戯曲を執筆しているのだ。 表紙には「行商人ネモ」のタイトル。 A4サイズのノートにびっしりと、蟻が這ったような小さな文字で書かれた戯曲が 劇団員たちに配られたとき、唐組の芝居作りが始まる。
14人の劇団員たちは、全員が俳優でありながら、制作・美術・照明・音響など、 舞台製作に関わるすべての仕事をこなす。 さらに、宴会や普段の生活でも座長の様々な要求に応えなければならない。 新年会、新人オーディション、「行商人ネモ」の40日に渡る稽古、 寝る間を惜しんでのセット作り、大阪での旅公演、紅テント設営と合宿生活・・・ ひとつの芝居が出来上がっていく過程を、しつこいほど丹念に追った撮影テープは180時間。 カメラは、唐と劇団員たちの凄まじいとしか言いようのない芝居への情熱をとらえた。
(2007年/日本/DV/102分/イマジン)
 
大島新
唐十郎、鳥山昌克、久保井研、辻孝彦、稲荷卓央、藤井由紀、赤松由美
当日のみ 一 般:1,500円
大学生:1,200円
高・中・シニア:1,000円

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