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わたし、みんなを守ると決めたのに。
彼女は決意した。私がなんとかしなきゃ…。9歳の少女が心に秘めた孤独と悲しみが胸を打つ。 |
| 黒い土の少女 |
かつては炭鉱業の発展で栄えた人里離れた村は、今では廃鉱寸前のヤマを抱え、時代に取り残された場所となっている。ヨンリムは9歳の少女。炭鉱夫の父、軽い精神障害を持つ兄と3人暮らしだが、小さいながらもしっかり者で、一家にとって母親がわりの存在である。
ある日、父ヘゴンがじん肺症にかかり会社をクビになってしまう。家族に心配をかけまいとする彼だが、障害退職扱いも受けられず、社宅退去の補償金で買ったトラックも事故を起こし、やけになってしまう。昼間から酒をあおる父。入院して保障を受けようと考えるが、その為にはもっと重い病気にかからなくてはならなかった。
会社を辞めてからは、人が変わってしまった父を思いやり、1人小さな胸を痛めるヨンリム。情緒不安定な兄の面倒をみたり、父の言いつけで買い物に出て、つい万引きをしたり…。少女も徐々に追い詰められていく。とうとうヨンリムは悲愴な決意を固める。父の体に悪いものが見つかれば入院できるだろう。お父さんのために私ができることは…。 |
| (2007年/韓国/89分) |
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