少女は、嬲 (なぶ)られ続けた
隣の家の少女
1989年の刊行以来、アメリカ文学史上、最も残酷で恐ろしい小説と世界中で恐れられている禁断の書「隣の家の少女」。作者ジャック・ケチャムはバイオレンスと極限の恐怖を描くことでカルト的な人気を得ているホラー作家であり、その作風はスティーブン・キングも激賞している。

60年代にアメリカを震撼させた実際の少女監禁事件を元に描かれるショッキングな内容の本作『隣の家の少女』は、日本の「女子高生コンクリート詰め殺人事件」を彷彿とさせる、読む者全てをダークサイドの深淵へと引きずり込み、一生忘れられないトラウマのような衝撃を与える、悪魔のような小説である。

1958年、閑静な郊外の町での、ひと夏の出来事−
12歳の少年デヴィッドの隣に住むチャンドラー家に、ミーガンとスーザンのローリン姉妹が越してきた。凄惨な交通事故で両親を失い、孤児になってしまった二人は、伯母のルス・チャンドラーの元に身を寄せる事になったのだ。
デヴィッドはミーガンと親しくなり、美しく可憐な彼女に恋心を抱き始める。だが、デヴィッドは気づいてしまう。隣家で人知れず繰り広げられているのは、伯母による姉妹への、嫉妬と憎悪が入り混じった理不尽な暴力である事に。そう、伯母のルスは、情緒不安定なサイコ女だったのだ…。
ルスによる姉妹への仕打ちは、最初は言葉による罵倒のみであったが、徐々に肉体的暴力へとエスカレート。やがてルスの息子たちや近所の少年達さえもが姉妹への虐待に加わっていく。まるで、ルスの狂気が少年達に伝染していくかのように。可憐な少女が受けるのは、最終的には紛れもない陵辱になっていた。
そして、ルスの元に拷問に加担する少年達の中に、なんとデヴィッドの姿もあった…。そのひと夏の出来事は、デヴィッドのその後の人生から永遠に消えることのない、暗黒の闇となる。

(2007年/アメリカ/91分/DV/キングレコード=iae)
(c)2007 MODERN GIRL PRODUCTIONS All Rights Reserved
 
グレゴリー・M・ウィルソン
ブライス・オーファース、ダニエル・マンシェ ほか
販売なし
一般1,800円
専門・大学生1,500円
シニア1,000円
<< クリック

Sorry Japanese Only. Copyright (C) 2002-2010 The Seventh Art Theater. All rights reserved.
第七藝術劇場Webサイトの画像、文章の転載は禁止しております。