春画と日本人

2018年/日本/87分/ヴィジュアルフォークロア 配給

※18歳未満入場禁止

監督大墻敦

出演小林忠、浅野秀剛、木下直之、石上阿希、浦上満

公式サイトhttps://www.shungamovie.com/

前売券1,400円【公開初日前日まで販売】

日本人は「春画」を知らない―― 「世界が、先に驚いた。」 あの春画展から4年 驚きの内幕を描くドキュメンタリー イギリスで高い評価を受けた大英博物館春画展の巡回展の実現が滞っていると耳にし「なぜだろうと」感じたことが映画制作のきっかけでした。取材を通して、研究者たちが評価する芸術性に優れた春画には、肉体を立体的に描写する線の力、人肌や着物などの鮮やかな色彩と光沢を表現する技術、そして江戸の浮世絵師たちの卓越した世界観や構図感覚があり、今も私たちを感動させる力をもっていると感じました。  こうした春画の価値をいち早く発見して、守り育てた人たちの知られざる努力を伝えたいと思いました。この映画で『展覧会の自由』『売買の自由』『研究の自由』『出版の自由』4つの自由を守るための戦いに挑んだ人たちの姿を描きました。  もともと研究・教育目的の自主上映会向けに製作した本作が、劇場公開されることとなり、とてもうれしく思います。映画製作にご協力いただいた方々、長時間のインタビューに答えてくださった研究者の方々、関係者に心より感謝しています。 本作品では、日本を代表する研究者たちによって芸術性が高いと評価された春画(日文研のコレクションなど)を、歴史資料として無修正で紹介しています。永青文庫春画展では「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に鑑み、性的表現に配慮して18歳未満入場禁止としました。それに倣い、本作の劇場公開も18歳未満入場禁止とします。  現在、テレビ放送では、無修正の春画は放送コードに反するため、ぼかしをかける、トリミングをする、などの工夫をして春画を紹介しています。国際浮世絵学会会長の小林忠氏は、本作品のなかで「ぼかしなどの修正をかけることは、絵師の意図を損ねることになり、春画を観賞する姿勢としては望ましくなく、その歴史的・美術的な価値を正しく理解することにつながらない」と語っています。本作品の主旨からすると、テレビでの放送のために、ぼかし、トリミングをかけることはできません。したがって、テレビでの放送の可能性はありません。DVD販売の可能性もありません。  当然ながら、本作は社会通念上問題を生じうる映画ではありませんが、ロードショー公開館のポレポレ東中野では上記の自主ルールに則って上映することを決めました。こうした自主ルールを徹底することで「青少年の観覧への配慮」「観客の観る自由の保障」の両者が実現されると考えています。

上映スケジュール
10/26(土)・27(日)14:30
10/28(月)~11/1(金)①10:00
②14:15
11/2(土)~12(火)12:15
11/13(水)~15(金)18:20
以降未定
料金
一般1,800円
シニア1,100円
専門・大学生1,500円
会員1000円