へんしんっ！

2020年 / 日本 / 94分 / 東風配給

監督・企画・編集石田智哉

プロデューサー藤原里歩

指導教授篠崎誠

公式サイトhttps://henshin-film.jp/index.php#pagetop

さまざまな「ちがい」を架橋するひとたち
電動車椅子を使って生活する石田智哉監督は、「しょうがい者の表現活動の可能性」を探ろうと取材をはじめた。演劇や朗読で活躍する全盲の俳優・美月めぐみさん、ろう者の通訳の育成にも力を入れているパフォーマーの佐沢静枝さん。多様な「ちがい」を橋渡しするひとたちを訪ねる。石田と撮影、録音スタッフの3人で始まった映画制作。あるとき石田は「対人関係でちょっと引いちゃうんです。映画でも一方的に指示する暴君にはなりたくないと思っていて…」と他のスタッフに打ち明けた。対話を重ねながら、映画のつくり方も変化していく。とまどい、揺れながら、変わりつづけるその先に――
石田自身の心と体にも大きな転機が訪れる。振付家でダンサーの砂連尾理さんは、「しょうがい」を「コンテクストが違う身体」という言葉で表現した。「車椅子を降りた石田くんがどんなふうに動くのかを見てみたい」。そう誘われて、石田もパフォーマーとして舞台に立つことに。それは多様な動きが交差するダンスという関係性の網の目にみずからをあずける体験でもあった。とまどい、揺れながら、またあらたな表現の可能性が拓かれていく。完成した映画は、第42回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2020」グランプリに輝いた。審査に関わった映画のプロたちが「とにかく興奮した」「映画をつくる楽しみが、画面全体から伝わってきた」と激賞した。映画の登場人物たちが迎える大団円を見つめる私たちは、スクリーンから溢れ出す表現する歓びに震え、知らぬ間に「へんしん」してしまった自分自身に、心の底から驚くだろう。

リモート舞台挨拶

日　時｜6/26(土) 11:40の回上映後
登壇者｜石田智哉監督
※手話通訳あり(手話通訳：木山直子さん)
※オンラインでのご出演。スクリーンに映写します

－開催終了－

＜オープン上映について＞

本作は全上映回「オープン上映」となります。オープン上映とは...
本作の劇場公開では、石田智哉監督が探究し、掴んだものを表現するため、「日本語字幕」をスクリーンに投影し、映画本編の音に加え「音声ガイド」を劇場内のスピーカーから流します。このかたちを「オープン上映」と呼ぶことにしました。はじめは驚きや戸惑いがあるかもしれませんが、最後までご覧になった一人ひとりが新しい感覚をひらき、面白さを感じてもらえたらうれしいです。

『へんしんっ！』車椅子席のご案内

車椅子席について
車椅子のまま（座席に移らずに）鑑賞可能な座席は最大12席となります。

・車椅子優先席（座席番号D6席）オンラインで事前購入可　http://www.nanagei.com/web-yoyaku.html または電話・メール予約可

・最前列＆最後列（最大11席）電話・メール予約可

詳しくはこちらから

＜リピーター特典＞

『へんしんっ！』2回目以降ご鑑賞の方に特製『へんしんっ！』缶バッジをプレゼント！
※リピート鑑賞だとわかるように劇場窓口で鑑賞済みの半券やチケット購入履歴をご提示ください。 ※他の映画館の半券やチケット購入履歴も有効です。※数量限定、無くなり次第終了します。 ※色は選べませんのでご了承ください。

WEBチケット購入

WEBチケットについて

上映日
2021/6/26(土)～2021/7/16(金)

－上映は終了しました－

料金
一般	1,800円
シニア	1,100円 →7/10以降 1,200円
専門・大学生	1,500円 →7/10以降 1,000円
中学生・高校生	1,000円
小学生以下	700円
会員	1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引