ミッドナイト・トラベラー

2019年 / アメリカ・カタール・カナダ・イギリス / 87分 /ユナイテッドピープル 配給

監督ハッサン・ファジリ

プロデューサーエムリー・マフダヴィアン、スー・キム

出演ナルギス・ファジリ、ザフラ・ファジリ、ファティマ・フサイニ、ハッサン・ファジリ

公式サイトhttps://unitedpeople.jp/midnight/

4人家族、5600km、3台のスマートフォン
2015年、映像作家のハッサン・ファジリはタリバンから死刑宣告を受ける。自身が制作したアフガニスタンの平和に関するドキュメンタリーが国営放送で放送されると、タリバンはその内容に憤慨し、出演した男性を殺害。監督したハッサンにも危険が迫っていた。彼は、家族を守るため、アフガニスタンからヨーロッパまで5600kmの旅に、妻と2人の娘たちと出発することを決意する。そしてその旅を3台のスマートフォンで記録した。妻も元々映画制作に関わっていたし、娘たちには映像教育を行っていた。 故郷を追われて難民となることとは?
ハッサンと家族は、スマートフォンを手に、タジキスタン、トルコ、ブルガリアを経て、安全な場所を求めて命がけの旅を敢行する。砂漠や平野、山を越え、荒野をさまよい辿りついた先で、難民保護を受けられずに苦労することも。ヨーロッパへの脱出は、想像以上に困難を極めていた。人としての尊厳を傷つけられるような境遇を経験しながらも、一家は旅の記録を続けていく。撮影することが、まだ生きているということを確認することであるかのように──。本作は、故郷を追われて難民となるとはどういうことか、その現実が観る者に容赦なく迫ってくるドキュメンタリーだ。

リモートトーク
日 時|9/18(土) 14:40の回 上映後
登壇者|安井浩美さん(ジャーナリスト/共同通信カブール通信員)
※オンラインでの出演。スクリーンに映写します

アフガニスタンから自衛隊機で唯一、8月末に退避した日本人ジャーナリストで、共同通信カブール通信員の安井浩美さんにお話を伺います。
参考リンク
・唯一、自衛隊機で退避した共同通信カブール通信員を務める安井浩美さんです。
・「残った人々、早期退避を」 アフガン脱出の邦人女性:時事ドットコム
WEBチケットについて
上映日
2021/9/18(土)~2021/11/5(金)

- 上映は終了しました -

料金
一般1,800円
シニア1,200円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引