2022年 / 日本 / 115分 / ムービー・アクト・プロジェクト 配給
監督原村政樹
プロデューサー鈴木敏夫
語り小林綾子
豊かな暮らしは、山里にあった。
自然を慈しみ、助け合いながら生きる、
東秩父村に暮らす若者たちの3年を追ったドキュメンタリー
都心から僅か60km、バスと電車で80分、標高600メートルの山々が連なる山間に、東秩父村がある。「埼玉県の消滅可能性都市No.1」に指定されたこの村に、都会暮らしをやめ移り住む若者たちが増え始めた。村出身の西沙耶香さんは、コンビニもないこの村から出たいと高校卒業後上京。だが、ふるさとを消滅させたくないと仕事をやめ村に戻ってきた。東京出身の高野晃一さんは、地域起こし協力隊に応募して採用された元銀行員。村の特産品であるノゴンボウに着目し村の特産品として開発を進め、地域に溶け込み移住を決意した。他にも和紙職人を目指す青年や芸大卒の女性、鬼太鼓座の若者たちも、村に住む戦前・戦後を生きた先輩たちと交流しながら生きる知恵を身につけていく。
ナレーションは「おしん」の小林綾子。監督・撮影・編集は「無音の叫び声」をはじめ「武蔵野 ~ 江戸の循環農業が息づく」「お百姓さんになりたい」など農業をテーマにドキュメンタリー映画を撮り続ける原村政樹。豊かさを求める社会の急激な変化の中で人間らしさを奪われた現代に、自然を慈しみ、助け合いながら生きる山里の暮らしの素晴らしさを描く。
戦後、長い年月をかけて育んできた山里の伝統的な生業や暮らしは急速に姿を消していった。今やその頃とは比べものにならないほど便利で、しかも沢山の物に溢れた「豊かな暮らし」を手に入れたことは疑うことができない。しかし、怒涛のごとく押し寄せる急激な変化の中で、激烈な競争に曝され、経済効率重視で人間らしさを奪われ、息苦しさを感じている人は少なくない。 そうした今だからこそ、自然を慈しみ、人と人の結びつきが強く、お互いにが助け合いながら生きる山里の暮らしを、山里に生きることを選んだ3人の若者を通して伝える。
3/18(土) | 10:30 上映後舞台挨拶 |
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3/19(日)~24(金) | 10:00 | ||
3/25(土)より 5Fシアターセブンにて上映 ※受付もシアターセブンにて行います。 |
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3/25(土) | 11:20 | 5F シアターセブン | |
3/26(日)~31(金) | 11:55 | 5F シアターセブン | |
※3/31(金)で終了予定 |
一般 | 1,800円 |
シニア | 1,200円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,000円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |