2019年/日本/90分/R15+/S・D・P配給
監督ヤング ポール
出演三浦貴大、成海璃子、板垣瑞生、永尾まりや、原嶋元久、寺中寿之、篠原信一、川瀬陽太、柴本幸、森下能幸、手塚とおる、麿赤兒
究極の映画愛。 とある廃校では、人気コミックの映画化『僕に今日、天使の君が舞い降りた』、通称「ボクキョー」の撮影が佳境を迎えていた。主演は大量生産される“壁ドンキラキラ映画”に引っ張りだこの桜庭勇也(板垣瑞生)と牧村百瀬(永尾まりや)。いよいよクライマックスの壁ドンシーンだが、“壁ドンする意味”に悩み始めた勇也のせいで、撮影がストップしてしまう。 激高した監督の土田(川瀬陽太)が現場を放り出し、次々とスタッフがやめていく中、事態の収拾に駆けずり回るのは助監督の黒沢(三浦貴大)。黒沢明という、映画界の伝説的監督の同音異字の名前のせいで、生まれてからずっとイジられキャラとして生きていた男だ。 黒沢の心の支えは、自ら執筆したホラー映画の脚本『ゴーストマスター』で監督デビューさせてくれるという柴田プロデューサー(手塚とおる)との約束。ところが「ボクキョー」に出演している憧れの女優・渡良瀬真菜から「こんなところにいる時点で才能はないですよ」と言い放たれ、さらに柴田も『ゴーストマスター』を本気で映画化する気などないと知ってしまう。 黒沢は、絶望と悔しさで泣きながら走り出して転倒。鼻血のしずくが『ゴーストマスター』の脚本に垂れると、架空の存在だった怨霊“ゴーストマスター”に生命が宿ってしまう。 一方、“壁ドン”の演技で思い詰めた勇也は、誰もいない校舎裏で、一人で壁ドンの練習を続けていた。壁一面に、血で染まった手形が付いているのを見てビビる黒沢。そして“ゴーストマスター”は勇也の生き血を吸って覚醒し、勇也に取り憑いてしまった。モンスターと化した勇也は撮影現場を阿鼻叫喚の地獄へと変えていくことに・・・。
2019/12/07(土)~12/20(金) |
- 上映は終了しました -
一般 | 1,800円 |
シニア | 1,100円 |
専門・大学生 | 1,500円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
会員 | 1,000円 |