2020年/日本/228分/ラビットハウス 配給
監督深田晃司
出演森崎ウィン、土村芳、宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉
深田晃司監督が20年近くも映像化を熱望していたマンガ、『本気のしるし』
主人公は職場の女性ふたりと曖昧な関係を続けている男で、ヒロインはすぐにばれる嘘をついて周囲に多大な迷惑をかける女。一見すると「愚かな男女の転落サスペンス」、欠点だらけの登場人物が織りなすドロドロの恋愛劇ですが、その裏にある真のテーマは、男社会で都合よく消費されていく女性たちの姿です。
原作は2000年に発表されビッグコミックスペリオール誌(小学館)で連載された同名コミックで、監督の深田晃司さんが20歳の頃に出会い、20年近くも実写化を熱望していました。オリジナル脚本にこだわる深田監督が唯一、実写化を希望していた原作が『本気のしるし』であり、青年誌の「典型的な女性観」に対して、ある種批判的な視点を持つ原作を、ドラマならではの改変で表現しています。
2019年のテレビドラマ放送時の大反響から劇場公開、そして第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション2020選出へ
20年来の映像化の夢を叶え、初めてコミック原作の映像化に挑んだドラマ『本気のしるし』。2019年10月からメ~テレ他で放送され、その反響に後押しされて2020年10月に未公開シーンを入れた“ディレクターズカット版”の劇場公開が決定。
さらに第73回カンヌ国際映画祭のOfficial Selection 2020(オフィシャルセレクション2020)作品に選出されました。コミック原作もの、加えて地方局のドラマ作品を再編集した映画であるという点で今回の選出は異例であり、公式発表された映画祭の短評でも、深田晃司監督のテレビドラマの枠から逸脱する演出力や、役者の実力の高さが特に評価されました。
- 開催終了しました -
2020/10/17(土)~11/6(金) |
- 上映は終了しました -
一般 | 2,300円 |
シニア | 1,800円 |
専門・大学生 | 1,800円 |
中学生・高校生 | 1,800円 |
小学生以下 | 1,800円 |
会員 | 1,800円 |
※「ミニシアター・エイド 未来チケット」は使用可
※劇場招待券、サポート鑑賞券、ミニシアターエイド1,000円パス、フリーパスは使用不可
月曜日ステューデントデー | 1,800円 |
水曜日みなさま | 1,800円 |
金曜日ペアデー | お二人さま 3,600円 |
夫婦50割 | お二人さま 3,600円 |
障がい者割引 (付き添いの方お二人まで割引) | お一人さま 1,800円 |