火の馬
(1964年/ソ連/キエフ・ドブジェンコ・スタジオ製作/92分)
1965年マール・デル・プラタ映画祭国際映画批評家連盟賞・南十字星賞受賞他
貧しい家の息子イワンは、兄の葬儀で父を殺されてしまう。相手一族に憎しみを募らせる母。だが彼は敵方の娘マリーチカと、将来を誓い合う仲に。やがてマリーチカはイワンの子を身ごもるが、貧しいイワンは結婚の為に出稼ぎに行かなければならず、再会を約束して二人は別れる。イワンの愛を信じ、羊を追って日々を過ごすマリーチカの身に、ある日、思いもかけない出来事が降りかかる。
ざくろの色
(1969年/ソ連/アルメンフィルム・スタジオ製作/73分)
1コーカサスで最も尊敬されている詩人、サヤト・ノヴァの悲恋の物語を絵画とパントマイムで描く珠玉の一本。王妃を愛してしまった宮廷詩人サヤトは、その想いを美しい詩と琴の演奏で伝えるが、恋が叶わなかったばかりか、彼は修道院に幽閉されてしまう。絶望の淵に立った彼は・・・。鮮やかな色彩、絵画のような画面構成が、世界中の映画ファンをとりこにしているパジャーノフの代表的作品。
スラム砦の伝説
(1984年/ソ連/グルジアフィルム・スタジオ製作/83分)
舞台は中世グルジア。解放奴隷のドゥルミシハンにはヴァルドーという恋人がいたが、恋は叶わず、彼は何もかも捨て、隊商となり成功して富を得る。だが、ヴァルド―は彼を忘れることができずにいた。一方、トルコ軍からの侵略防衛のために築いたスラム砦。ある女性預言者により、一人の若者が生贄に捧げられることになる。だが、その若者と預言者、そしてドゥミシハン、ヴァルドーとは数奇な糸で結ばれていたのだった・・。
アシク・ケリブ
(1988年/ソ連/グルジアフィルム・スタジオ製作/74分)
原作は世界的に知られるロシアの詩人レールモントフによる恋物語。
主人公のアシク・ケリブは貧しいながらも心優しい吟遊詩人。
大切な娘マグリとの結婚を、その父に認められるために修行の旅に出る。
マグリには1000の昼と夜の後に戻ると約束して・・・。
上映日
2020/10/31(土)~11/6(金) |
- 上映は終了しました -
※ナナゲイ、シアターセブンどちらの会員様も割引適用 ※スタンプ押印、招待券のご使用は各館のみ
第七藝術劇場/シアターセブンにて連作でご鑑賞のお客様に限り先着で「パジャーノフ特集上映」のポスターをプレゼントいたします(なくなり次第終了)