〈バック・トゥ・ザ・ナナゲイ2021〉
黒沢清 監督 傑作特集
CURE(35mm) / アカルイミライ
憎悪は催眠で覚醒する。
奇妙な殺人事件が立て続けに発生していた。それぞれの事件の犯人につながりはないが、犠牲者の首から胸にかけてがX字型に切り裂かれていること、いずれの加害者も事件直後に犯行現場付近で逮捕されること、そして犯行の直前まで犯人に明確な殺意がなかったことが共通していた。一向に進展しない捜査に加え、妻が精神を病んでいることも重なり、苛立つ高部刑事。やがて、一連の事件に関連のある人物として記憶喪失の放浪者、間宮が浮かび上がる。間宮の事件への関与を確信した高部は、彼を拘留し尋問を続ける。しかし間宮は独特の話術を弄し、周囲の全てを不安と苛立ちへと追い込んでいくのだった。
マインドコントロールにより猟奇殺人を引き起こしていく謎の若い男と刑事の対決を描く、サイコサスペンス。
夢の中で、未来はいつも明るかった
仁村雄二は、同じおしぼり工場で働く同僚・有田守と公私ともに淡々とした日常を過ごしている。雄二は他人と上手く渡り合えず無鉄砲な性格。そんな彼を見兼ねた守はある日、彼ら2人だけしか分からない2つのサインを提案し、それを徹底させようとする。その頃から雄二は守が飼っている猛毒の“アカクラゲ”に興味を示すようになった。ある時、守はそのクラゲを雄二に託して突然姿を消す。守は工場の社長夫妻殺害の容疑者として収監されていた。以来、雄二は戸惑いながらも、何かに取り憑かれたようにクラゲの世話を始めるのだが…。
2021/1/23(土)~2021/1/29(金) |
- 上映は終了しました -
一般 | 1,500円 |
シニア | 1,100円 |
専門・大学生 | 1,200円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,000円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |
※サービスデー適用外
※劇場招待券は使用不可
★サポート鑑賞券は使用可