2021年 / 日本 / 75分 / NSW 配給
監督・脚本天野裕充
出演屋敷裕政(ニューヨーク)、嶋佐和也(ニューヨーク)、前島亜美、賀屋壮也(かが屋)、みちお(トム・ブラウン)、布川ひろき(トム・ブラウン)、野村啓介、SUNNY、みなみの大地、烏森まど、海上学彦、中森琴音、小出圭祐、村松和輝
『事故物件 恐い間取り』に続く、 お笑い第7世代による笑えて怖い新感覚ホラー!
「今から話す話は、駆け出し芸人であった僕に実際に起こった出来事です…」
売れないお笑い芸人、綾野晃司(仮名)は、テレビ番組のプロデューサーからきた、「“事故物件”に住む」仕事を引き受けることとなった。
幼い頃から自分の持っている霊感について気付いてはいたものの、中途半端なレベルのもので、胸を張って霊感があります、とは言えなかったのだがこのままチャンスを逃すまいと、決心したのである。
翌日、約束の場所に現れた不動産屋・岡田はアパートに向かって合掌した上、立ち止まる。
「これが物件の鍵です…。私、ここでお待ちしております…」
恐る恐る玄関からキッチン、部屋の中を見て回る晃司…。
何も感じるところもなく、決心したように何度かうなづくと、そのまま一礼して出口へ、ドアから外に出て、鍵閉めようとすると、カチャリと内側から鍵が閉まる…。
「え‥‥!?」
遡ること約2年、同じように事故物件と知りながら住み始めたお笑い芸人がいた。
上京して間もない野田二郎(仮名)とその相方・崇(仮名)である。
彼らには全く霊感というものに縁がなく、二人で安いところに住めるなら、と軽い気持ちで住み始めたのであった。
だが、そこには先住者がいた。部屋の片隅に佇む奇妙な人形であった…。
その人形はなんだかじっと自分を見ているように見えるのだが…
更に2年前、なんとそこに住んでいたのは、これまたお笑い芸人の土居シンジ(仮名)であった。
シンジは、漫才に相方に愛想をつかされ、行く末を案じながらもお金がなく、この激安の物件にたどり着いたのであった。
「この場所で敷金礼金ゼロで、月額たったの5万ですか?」
市街に近いにもかかわらず、通常の半額以下の金額設定に不信感を抱きながらも、幸か不幸か、流されやすい性格でそのまま判を押してしまった。
その日のうちに入居し、何も部屋で寝そべりながらうわごとばかりを言っている。
「俺にはそもそも才能がないのかもしれん。何のネタも思いつかない…。」
ふいに起き上がり、部屋を出るシンジであったが…。
2021/2/13(土)~2021/2/19(金) |
- 上映は終了しました -
一般 | 1,800円 |
シニア | 1,100円 |
専門・大学生 | 1,500円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,000円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |