2019年 / 日本 / 86分 / イハフィルムズ 配給
監督小谷忠典
脚本土屋忍
撮影土倉本光佑
出演渡邊雛子、古舘寛治、小沢まゆ、渡辺真起子、七里圭、黒井千次
前売券1,400円【公開初日前日まで販売】
監督 小谷忠典 × 原作 黒井千次
4年の歳月を経て完成―「武蔵野」を舞台に織り成す新たな映画体験
国内外で注目を集めたデビュー作『LINE』をはじめ、『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』『フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように』など意欲作を生み出してきた小谷忠典監督が、武蔵野大学/武蔵野文学館の協力の元、黒井千次氏の短編集を基に四年に及ぶ撮影期間を費やして完成させた長編劇映画『たまらん坂』。マルセイユ国際映画祭をはじめ各国の映画祭で評価された本作が、待望の日本公開となる。
主人公・ひな子を演じるのは、武蔵野大学在学中に抜擢され映画初出演を果たした渡邊雛子。渡辺真起子、古舘寛治、小沢まゆ、七里圭ら日本映画界を支える面々が脇を固めているほか、RCサクセションの名曲「ロックン・ロール・ショー」「多摩蘭坂」も劇中に登場、劇中歌にシンガーソングライターの松本佳奈、アニメーションに大寳ひとみが参加するなど多彩な面々がモノクロームの世界観に彩りを添えている。
頁を捲ると、
よみがえる記憶
亡き母の妹とは?
小雨降る秋の日、女子大生ひな子(渡辺雛子)が寺の境内を歩いている。毎年、母の命日には父の圭一(古舘寛治)と墓参りに訪れていたのだが今年はひな子一人であった。ふと母の墓前に一輪のコスモスの花が供えられているのが目にとまる。
母が亡くなってから17年、祖父母も鬼籍に入っており他人の影を感じることはなかったひな子は不審に思う。
携帯電話が鳴る。受話器の向こう側では飛行機が欠航になり墓参りには来られないことを告げた上で、「たまらん」と漏らす圭一の声が聞こえる…。
- 開催終了しました -
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2022/4/9(土)~2022/4/22(金) |
- 上映は終了しました -
一般 | 1,800円 |
シニア | 1,200円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,000円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |