アリラン ラプソディ
2023年 / 日本 / 125分 / Kimoon Film 制作・配給 / 公式サイト
監督金 聖雄
撮影池田俊己、渡辺勝重、菊池純一、世良隆浩、石倉隆二、田辺 司
録音吉田茂一
編集金 聖雄、康 宇政
映画の主人公は、川崎に生きるハルモニたち。戦争に翻弄され、生きる場を求めて幾度も海を往来し、たどり着いた川崎でささやかにたくましく生きてきた在日たちだ。
波乱万丈の人生を歩み、故郷・朝鮮半島への思いも貧困と差別の記憶も封印してきたが、老いてようやく文字を学び、歴史を知り、静かに力強く生きている。
ハルモニたちは、戦争を語れる最後の世代
ハルモニたちが、今、語っておきたいこととは?
監督は在日二世の金聖雄。デビュー作品『花はんめ』(2004年)の撮影で川崎に通い始めてから四半世紀、「ハルモニたちの過去と今をきちんと記録しておかなければ」と、小さな使命を背負って完成させた。
想像を絶する苦労を、シワいっぱいの笑顔で語るチャーミングなハルモニたちに、スクリーンを通して出合ってください。
「日本に暮らす私たちは、映画やドラマ、音楽や食など韓国文化に魅了され続けています。でも、在日たちの存在、歴史がすっぽり抜け落ちているような気がするんです」(金 聖雄)
同ビル5階シアターセブンにて関連上映
花はんめ (4/6より公開)
川崎のさくらもとに住むハンメ(在日のおばあちゃん)たちの、せつなくも、まぶしい物語。
神奈川県川崎市に暮らす、在日一世のコリアンおばあちゃんたちの日常を記録した2004年公開の金聖雄監督デビュー作。
1998年 夏
私の母、は病死しました。
77年の生涯・・・
母はしあわせだったのだろうか。
末っ子で苦労をかけた私には、悔いが残りました。
何もしてあげられなかったと・・・
『母や在日一世たちが、歴史の渦に飲み込まれながらも、日本という舞台でたしかに生きた、生きているというあかしを残したい』
この映画は私のそんな思いを仲間たちの力を借りてかたちにしたものです。
私に出来ることは、小さなお墓を創るような気持ちで、映画をつくることでした。
監督 金 聖雄
2004年 / 100分 / 公式サイト
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2024/3/30(土)~4/12(金) |
- 上映終了しました -
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |