中山教頭の人生テスト
先生や大人がこうしなさいって
言うことは全部まちがってる
渋川清彦
高野志穂 希咲うみ 渡部秀 高橋努
櫛田遙流 太田結乃 大角英夫 矢部玲奈 笹木祐良 田野井健
川面千晶 橋本拓也 足立智充 安藤聖 大鶴義丹
風間杜夫 / 石田えり
脚本・監督 佐向大
企画原案プロデューサー:小池和洋 エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介 坂岡功士 大杉弘美
プロデューサー:松田広子 角田陸 ラインプロデューサー:小林且弥
音楽:Dflat 撮影:沖村志宏 照明:原由巳 録音:弥栄裕樹 美術:安藤真人 衣装:熊田侑里子 ヘアメイク:西村桜子
編集:脇本一美 助監督:玉澤恭平 制作担当:小玉直人 宣伝プロデューサー:小口心平
制作プロダクション:STUDIO NAYURA 製作:『中山教頭の人生テスト』製作委員会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)/独立行政法人日本芸術文化振興会
配給:ライツキューブ 2025年/日本/カラー・ビスタ・5.1ch/125分
©2025映画『中山教頭の人生テスト』製作委員会
公式サイト
山梨県のとある小学校。教頭の中山晴彦(渋川清彦)は、教員生活30年を迎えた教育現場のベテランだ。とても真面目な性格の持ち主で、誰に対しても物腰柔らかく接する反面、流されやすくどうにも頼りない人物でもある。規則や秩序を厳守する鷹森校長(石田えり)には頭が上がらず、大切なひとり娘の未散(希咲うみ)にも邪険に扱われる日々を送っていた。
しかしそのような日々の中、4年前に妻・智美(安藤聖)に先立たれた晴彦は校長への昇進を目指している。中学2年生の娘との将来のためにだ。ところがあまりの日々の忙しさから受験勉強はうまく進まないし、校長からも推薦状を出してもらえないでいた。
そんなある日、ひょんなことから晴彦は5年1組の臨時担任を務めることになる。もともとこのクラスは児童たちから人気の椎名(高野志穂)が受け持っていたが、ちょっとしたルール違反によって、校長の指示で担任から外されていた。その後任の黒川(渡部秀)は児童への配慮に欠けた言動が目立つ人物で、母子家庭で暮らしている礼央奈(櫛田遙流)が不登校になってしまう。
黒川の礼央奈に対する執拗な個人攻撃が原因だと憤った優等生の愛里沙(太田結乃)は、椎名に担任に戻ってほしいと直談判。そして校長から諌められた黒川は、体調不良を理由に休職状態に。こうして晴彦が臨時担任を務めることになったのだ。
晴彦がクラスを受け持つのは、ずいぶんと久しぶりのこと。しかし彼もかつては熱血教師だった過去がある。妻が交通事故に遭っても授業を続け、その死に目に会えなかったほどだ。いまでも彼は「子供たちは家族みたいなもの」だと言い、児童たち一人ひとりと向き合っていく。そうして明らかになってくる、5年1組の問題の数々──。
ある日、不登校中だった礼央奈が飲酒と万引きで警察に補導されたことにより、校長から出席停止にされてしまう。これはあまりにも厳しい処分であり、晴彦も納得はできていない。けれども彼は保護者説明会で、鷹森校長の全面的な擁護に出る。前校長で市の教育委員会教育長である岸本(風間杜夫)の提案を受けてのことだ。岸本は将来的に市長を目指す野心家で、自分に忠実な晴彦を校長にしておけば便利だと考えているらしい。
これによって晴彦はついに校長試験を受けるための推薦状を手に入れる。つねに子供たちを最優先に考えてきた椎名との、信頼関係が崩れることと引き換えにだ。やがて晴彦はさまざまな者たちの思惑が複雑に絡み合う中、念願の校長試験に臨むことになるのだが……。
6/28(土) | 15:30 | ||
6/29(日)~7/4(金) | 14:55 | ||
7/4で終了予定 |
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |