ジョニーは戦場へ行った〈4K〉※当館2K上映
これは夢か、現実か
触覚以外の全感覚と四肢を失い“意識ある肉塊”と化した青年の魂の叫び
原作・脚本・監督:ダルトン・トランボ「〔新訳〕ジョニーは戦場へ行った」(角川新書/KADOKAWA刊)
製作:ブルース・キャンベル 撮影:ジュールス・ブレンナー 編集:ミリー・ムーア
出演:ティモシー・ボトムズ キャシー・フィールズ ジェイソン・ロバーズ ダイアン・ヴァーシ ドナルド・サザーランド
1971年/アメリカ/112分/カラー・モノクロ/ビスタ
©ALEXIA TRUST COMPANY LTD.
公式サイト
赤狩りによりハリウッドから追放されるも、『ローマの休日』『黒い牡牛』『スパルタカス』など脚本家として多くの名作を生み出し、2015年には彼をモデルにした映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』も公開されたダルトン・トランボ。彼がアメリカの軍歌でも使われた志願兵募集の宣伝文句“Johnny Get Your Gun”のパロディをタイトル(原題)に据え、第一次世界大戦時に身体のほぼ全ての器官を失った青年兵士の視点から戦争の闇を暴いた反戦小説「ジョニーは戦場へ行った」。第二次世界大戦直前の1939年に発表し物議を醸した問題作を、ベトナム戦争中の1971年にトランボ自らの脚本・監督で映画化。第24回カンヌ国際映画祭®で審査員特別グランプリほか三冠に輝き、日本でも1972年度芸術祭大賞を受賞した戦争映画の名作が50年以上の時を経て4K版日本初公開。 ※当劇場は2K上映
<あらすじ>
ジョーが目を覚ますと、病院のベッドの上に横たわっていた。第一次世界大戦下、志願してヨーロッパ戦線に出征したアメリカ兵の彼は、砲弾により目、鼻、口、耳を失い、運び込まれた病院で両腕、両脚も切断。首と頭がわずかに動き、皮膚感覚だけが残ったが、姓名不詳の<407号>と呼ばれ、軍部の実験材料として生かされる。鎮痛剤を打たれ意識が朦朧とする中、ジョーは想いを巡らせる。最愛の恋人カリーンとの出発前の一夜、釣り好きだった父親と過ごした日々…。
8/2(土)〜8(金) | 12:20 | ||
8/9(土)〜15(金) | 10:00 | ||
8/15で終了予定 |
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |