だぁほ!! 〜パギやん、愛사랑(サラン)と怒분노(プンノ)の遺言〜

在日関西人「パギやん」と巡った、‘‘声’’の記録
この世界に、あなたは何を遺すのですか?

出演:趙博(チョウバク)(パギやん)
監督:大須賀 博
企画:HANA企画 プロデューサー:大塚由美子 企画・制作:「だぁほ‼」製作委員会
撮影・監督・編集:大須賀博 語り:矢野陽子 ナレーション:清水美帆子
2025年/日本/118分
公式サイト

2022年6月から始まったロードムービー
大阪・沖縄・北海道・広島・東京…韓国・済州島・光州 そこから見えてくるものとは…


シンガー・ソング・ライター、役者、文筆家と三足の草鞋を履きながら、同時に反戦・反差別の活動家でもあるパギやんは、自らを“浪花の歌う巨人”と称し、その日常には、多様な人々が集い、刺激に満ち溢れています。
このパギやんの“人間曼荼羅”とも例えられる様々な人間関係をカメラに収め、そこで生まれた“言葉”を綴ったドキュメンタリーです。スクリーンには、観る人それぞれの知性と感性で捉えた、私たち自身の「自画像」が、浮かび上がってくるはず…。

パギやんとは?

このドキュメンタリー映画で取り上げたパギやん(趙博 チョウバク)は大学と予備校で20年間教師稼業を務めたのちに48歳で「芸一筋」に生きる決心をした「在日」二世の男です。シンガー・ソング・ライター、役者、作家と三足の草鞋を履きながら、反戦・反差別の活動家でもあります。
パギやんは、決して付き合いやすい人間ではありません。喜怒哀楽が激しく、落ち着きがなく、敵味方がはっきりとしていて、権力と権威を何より嫌い、時には暴力的な態度を敢えて見せることすらあります。その彼の、内側に焼き付いている悲しみと哀れ、そして苦しみは、この国の歴史の中から醸し出されたものに他なりません。パギやんの芸と学は、「悲しみと怒りを希望に変える」弁証法なのかもしれません。

料金
一般1,900円
シニア1,300円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,100円
★入場システム、サービスデー・その他割引