軍服を着た神様

かつて日本が植民地として統治していた台湾で、なぜ、日本人の神様が生まれたのか?

監督:遠藤 協(『廻り神楽』) 旅⼈: 藤野 陽平(⽂化⼈類学者)
語り:中⻄ レモン 作曲・アニメーション:武 徹太郎 演奏:⾺喰町バンド 整⾳:⻩ 永昌
アドバイザー:三尾 裕⼦・陳 梅卿 プロデューサー:藤野 陽平・遠藤 協 製作・配給:三叉路フィルム
助成:⽂化庁⽂化芸術振興費補助⾦(⽇本映画製作⽀援事業)独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会
⽇本|2025|107分|台湾華語・台湾語・⽇本語 © 2025 SANSARO FILM LLC
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台湾と日本、過去と現在、あの世とこの世を結ぶ不可思議なドキュメンタリー

台湾各地に50箇所以上あるといわれる日本神にほんがみを訪ね歩いたのは、文化人類学者の藤野陽平と記録映像作家の遠藤かのう。 その謎を紐解き、見えてきたのは神様たちの数奇な運命であり、今を生きる人々との交流、台湾の民間信仰のあり方、そして、日本が台湾に残してきた戦争の痕跡でした。 必ず戻ってくる卒塔婆。オレンジ色のコウモリ。火葬場跡に寝泊まりする男性。日本神を身体に宿すシャーマン…。「不可思議」としか言いようのない出来事の連続の中で、日本神がかつて一人の人間として確かに存在した事実が明らかになっていきます。異国の地でさまよい、死後の世界を生きる日本人の魂。その魂を慰撫し、神として祀る台湾の人々。神となった先祖と出会い直す日本の子孫たち。宗教的な文脈の違いを超えて、死者を悼み、弔う心が生んだ、日台の知られざる交流を描いたドキュメンタリーです。


さまよえる日本人の魂は亡霊となるか、神となるか、それとも…?

むかしむかし。今よりちょっとむかし。台湾のとある場所に亡霊が現れました。亡霊は「自分は日本人である」と言います。たたりを恐れた人々が亡霊を祀り、熱心に捧げ物をすると、ご利益に恵まれる人が現れはじめました。亡霊はいつしか小さな願いを叶えてくれる神様となり、今では台湾の人々に親しまれています。しかし、神様も決して楽ではありません。師匠のもとで修行の日々が待っているのです。

舞台挨拶・トーク
8/29(土)・30(日)12:25の回上映後
登壇者|遠藤協 監督、藤野陽平さん(本作出演/文化人類学者)